採点システムでプロセスを視覚化

試験の採点は正確性と公平性、透明性が求められます。最近では短期間で行うような要求も増えてきています。このような難しい状況を解決するのが採点システムです。回収した答案用紙をスキャンして電子化することで多くのプロセスを効率化することができます。

また採点に自動化を取り入れることでさらに時間の短縮を期待することが可能です。教員の負担を軽減することができれば本来の指導の部分を増やすことができます。採点システムを使うこととで採点の進捗を管理することが可能です。何割が完了しているのか、どの問題が残っているのか、二次採点者に引き継ぎができたか、管理者の確認まで完了しているのかという感じです。

これによって採点者の配分を考えたり、いつまでに完了可能かを予定することができます。今までの紙の採点では、全ての問題について確認が終わるまで二次採点者への引き継ぎができませんでしたが、問題ごとに採点を行うことができるので、無駄な時間がありません。三段階の確認が全て完了したかを問題ごとに確認ができれば、漏れを防止できるので安心です。それぞれの採点者について知らせない状態で運用できるので、前の採点結果に影響されることなく公平に行うこともできます。

採点システムに蓄積されたデータによって自動化が進めば、一次採点者として見なすことができるようになるかもしれません。人員の削減ができるだけでなく、効率が上がるのでさらに時間の短縮になります。